え?悪口には注意って?

さて、皆様も、ちょっと調べ物なんて時にとりあえずインターネットで
調べたりなさると思います。
それだけでなく「自分のHP作っちゃおうかな〜」とプロ顔負けのHPを作っている方も
おられると思います。
でもこのHP、お気をつけください。
気軽にいろんな事を書けちゃう分犯罪にもつながりやすいんですよ。

たとえば、掲示板などで問題になることが多い、他人の誹謗中傷、しかも実名を
あげてする行為、これは刑法上の名誉毀損罪に問われる可能性があります。

「○○のやつ、むかつく〜。許せない!よし、HPに書いてやれ!」とばかりに、
「○○は何月何日、△△で××をして、さらにそれを■■している極悪非道の
悪い奴だ。あいつは犯罪者だ!」
と「具体的な事実(たとえば会社のお金を横領したとか)」を書いてしまったとしましょう。
あなたはすっきりしたかもしれません。
しかしあなたはこれにより○○から刑事告訴されるかもしれないのです。

(名誉毀損)
刑法第230条「公然と事実を摘示し、人の名誉を毀損した者は、その事実の有無に
かかわらず、3年以下の懲役もしくは禁固又は50万円以下の罰金に処する」

と刑法では規定されています。

○○がたとえほんとうに悪いやつでそれが事実であったとしても、
不特定多数の人が知りうる状態におき、社会的評価を低下させるような具体的
事実が示されているのであれば名誉毀損が成立するのです。

たとえ悪い人であっても、そんなことをしたらそれこそあなたも「悪い人」になって
しまうんですよ。

お気をつけください。


今週のハカマダの目

今年はいろんな事がありました。
実は元気いっぱい!に見えますが、救急車で運ばれたりもしました。
(今では笑い話。あ、、、おまんじゅう詰まらせたとか、急性アルコール中毒で
運ばれたんじゃないですよ〜、念のため)
お仕事的にもいろんなお話いただきました。
そしていろんな出会いがありました。

あるお客様で「袴田さんはねえ、時にはビジネスパートナー、
時には友人なんですよォ。」とその方のお知り合いに紹介してくださった方がありました。
本当は依頼者とは、一線を介さなくてはいけないとは思ってましたが、
お客様にそういっていただいた時はすごく嬉しかったです。

元上司のおじさまには
「あなたは丸くなったね〜え。年取ったほうが(まあ、失礼な)いいねえ〜」
と褒められ(?)、今は故郷の方に戻られているので
たまに上京されると「金は惜しまない!うまいもんが食いたい!」と
ランチに誘ってくださいます。
この前は、高そうな懐石料理を予約(ランチで一人7,000円くらいですから
高いと思いますが。。)したのですが、
「もっと高級なものが食べたかった!」と怒られてしまいました。
実はご家族はまだ東京にいらっしゃるので、
いつもは自炊されているのだとか。
このおじさまは、おもしろい方で、主婦が開業したばかりのときに、
「結婚してるのに開業なんてがんばってるね〜。仕事ないでしょ〜。
仕事あげようか〜。」とちょっと意味不明のお電話を6年ぶりに
いただいてからのおつきあいです。

昔は、いろんな方とおつきあいするのが少し面倒なところがあった
主婦ですが、ここにきていろんな方と接することにより
いろんな事を学ばせていただくようになり、
自分もわずかながら成長したな〜、としみじみ感じちゃったりする今日このごろでした。

なんだか年末のようなしめくくりですが、今年前半は怒濤のような(?)日々でしたので
半期に一回しめくくることにしました。
たまに振り返ったりすることも、袴田は必要かな〜、なんて思ったりするのは
いつも猪突猛進?しているからでしょうか。

ぶひ〜



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え?もらいすぎはだめって?

さて、今回はちょっと相続?でのまめ知識(?)。

相続財産って被相続人が死亡したときに残ったものだけって思ったら
大間違いなのです。
その一つとして、相続分の「前渡し」として相続財産に加算される
「相続人に対する生前贈与」があげられます。
(遺贈も同じ扱いです。)

たとえばです。あるところにお父さんと3人のきょうだい(兄、姉、私)がいました。
お兄さんは事業を始めるときにお父さんから(まだピンピンしてた頃)
その資金2000万円をもらっていました。
そしてお姉さんは結婚するときに嫁入支度金として400万円もらってました。
そしてついに!私の番ねっ\(^0^)/と思った矢先、パパはぽっくり亡くなってしまいました。
がががが〜ん。「私だけ損したっ」と思ってはいけません。
それが運命だったのです。というのは本当ですが、民法ではなんとこういう場合のことも
規定してあったりするんでした。

民法第903条(特別受益者の相続分)
「共同相続人中に、被相続人から、遺贈を受け、又は婚姻、養子縁組のため
若しくは生計の資本として贈与を受けた者があるときは、被相続人が相続開始の時に
おいて有した財産の価額にその贈与の価額を加えたものを相続財産とみなし、
第900条(法定相続分)、第901条(代襲相続分)、第902条(指定相続分)の規定に
よって算定した相続分の中からその遺贈又は贈与の価額を控除し、その残額をもって
その者の相続分とする。」

ひや〜、見事な長文ですな。おっと、感心してないでわかりやすく
上の「かわいそうな私」のケースを例にとって計算してみましょう。
相続人は、お兄さん、お姉さん、私の3人です。


パパが死んだときに残っていた財産  → 1億2千万円

特別受益がなければ、兄姉三人 → それぞれ4千万円    となります。
   
が、特別受益があったので、

パパの相続財産は 

1億2千万円 + 2000万円(お兄さんの事業資金) + 400万円(お姉さんの嫁入支度金)

= 1億4400万円   となります。


お兄さんの今回取得分 → 4800万円 − 2000万円 = 2800万円
お姉さんの今回取得分 → 4800万円 −  400万円 = 4400万円
私の今回取得分     →  →  →  →  →  →     4800万円
              −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
                        計           1億2000万円

という計算になります。

もらっていない人ともらっている人、不公平にならないようにできているんですね。
「おにいちゃん、おねえちゃん!もらいすぎよ〜」と泣かなくてもいいのです。

ただし、被相続人が特別受益として差し引かない旨を定めたら、それに従わなくては
いけません。
これは遺留分に関する規定に反しない範囲内で効力があるのです。


今週のハカマダの目

行政書士で成功する人ってどんな人なんでしょう?
開業前から主婦はひたすら(うそ、たまに)考えていますが、未だに答えはでておりません。
成功している先生方をみてもいろんなバリエーションがあるので、「これをやれば
成功する!」とか「こういう性格なら成功する!」とあげるものがありません。
行政書士の業務ってほんとに沢山ありますので、どれを専門にやるかによっても
違うのかもしれません。

でも、最近なんとなく成功している先生と遊んでいるうちに
ふと
「人生楽しむ」人
「ちょっとやそっとではへこたれない」人
「明るくておもしろい」人
「個性的」な人
「失礼にならない程度にマイペース」な人

が比較的多いのではっ!?と思った主婦でした。

この仕事、実はいろんな修羅場?もありますし、相当心臓に毛が生えていなくては
やっていけないところあります。
でも基本的に「めげない!立ち止まらない!前へ進もう!」的な人であれば
回復も早く、失敗さえも糧にして一回り大きくなってたりするんでしょうね〜

え?主婦はどうだって?
そりゃ、もう心臓はふっさふさ〜ですわ。。。。(ほんとかよ)


あ。。誰だ。。。ほんとだよって言ったのは(−ロ−:)!!




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え?これって犯罪って?

さて、皆さんは小さい頃はどんな子供でしたか〜?
筆者はおとなし〜い、お絵かきがとにかく大好きな子供でした。
中にはいたずらっ子だったなんて方もいらっしゃると思います。
でもですね。いまでもいたずらが好きなんて方は要注意です。

日常生活って実はいたずらする気がなくても、無知ゆえに犯している
ものってあるんですよ。

道におちてたお財布。さてあなたならどうしますか?
交番に持って行くといった方、あなたは正しい!ピンポーン
え?「ラッキー(^0^)!もらっちゃえーっ」と思った方、刑法254条を覚えていてください。
「遺失物等横領罪」(1年以下の懲役又は10万円以下の罰金若しくは科料)
に問われちゃいますよん。

電車の途中区間の運賃をはらわない、つまり中抜きすることを「キセル」って
いいますよね。これも詐欺罪に問われることになります。

軽犯罪法っていう昭和23年に施行された法律があるんですが、
「えええっ?これもダメなのおおおおおおお〜」みたいなものまであります。

○公共の場で多数の人に対して著しく粗野又は乱暴な言動で迷惑をかけ
 電車などの公共の乗り物や演劇、その他の催しの為に並んでいたり、
 その切符を買う為に並んでいた人々の列に割り込んだり、列をみだした。 → X

○こじきをし、又はこじきをさせた者 → X

○正当な理由なく他人の標燈や街灯を消した者 → X

○公私の儀式に対して悪戯などでこれを妨害した者 → X

○街路又は公園その他の公衆の集合する場所で、たんつばを吐き、
 又は大小便をし、もしくはこれをさせた者 → X

あれ?道行くおじさんたちは、、、、、

○他人の業務に対して悪戯などでこれを妨害した者 → X

邪魔してはいけません。

○公衆の目に触れるような場所で公衆に嫌悪の情を催させるような仕方で
 しり(!)、もも(!!!)その他身体の一部をみだりに露出した者  → X

う〜ん。今露出ファッションがはやっていますが、、、、、
嫌悪感を抱かれない程度にお楽しみくだされ〜

今週のハカマダの目

皆さん!報告ですっ
世田谷という所はやっぱりあなどれない?ということをつい先日発見しました。

主婦は、実は東京都行政書士会のボウリング同好会にたまにちょっこっと顔を
出させていただいてます(あ、何もそんなもったいぶって話すことはないのですが)。
その帰り大先輩に送って頂き、ボウリング後の懇親会で少しお酒を飲んだので
ちょっと気分もよく、家に帰って、深夜近かったですが、クリーム(我が家の愛犬)
の散歩に出かけました。
「♪♪♪」とご機嫌でいつもの散歩ロードを歩いていた主婦でしたが、
クリームが突然びくっっと固まり、地蔵のように動かなくなりました。
よくお通じの時とかにいきなり固まるので、そうかなと思いこみ、
「でた〜?」なんて呑気に聞いた主婦でしたが、
ほどなくトコトコと歩き出しました。
「なんだ、おトイレじゃなかったんだ〜」と気にもせず散歩を続ける主婦。

すると何メートルが歩くとクリームがやけに耳を後ろ足で掻き出すのです。
「あれ、足にガムでもついたのかしら?」と思って
後ろ足をさわるとベタベタするではないですかっ
「げげげ〜!なんじゃこりゃ〜」と主婦の指を見てみると
ねっと〜としたなぞの透明の粘着質物体がべっとりとひっついてました。

「かわいそうに。早く帰って足洗ってあげるからね。」と
速攻帰宅し、クリームを洗おうとして電気をつけたら、
「げげげげげげげげげ〜!なんじゃこりゃ〜っ (パート2)」

なんとクリームの片方の耳にべっとりと黒いものがひっついているでは
ないですかっ!
小さなウナギのようなもの、つまり蛭!?
思わず素手で引きはがそうとしましたが、耳の飾り気にぴったりとくっついて
はがれません。しかも主婦の指はベタベタになり、相当パニクりましたが
「そうだ!クリの耳の毛ごと切り取ればいいんだっ」とひらめき
「動いちゃダメよっ」と犬を脅しながら、まず蛭の胴体をまっぷたつに切断。
怖いどころではないです。犬が血を吸われたらどうしようという一心で
その後ジャキジャキと大胆にも蛭をクリの毛毎切り取ったのでした。

クリームが、片耳だけではおかしいのでもう片方の耳の毛も切られたことは
いうまでもありません。




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え?大家さんが不当に値上げしたらって?


皆さん、家賃の値上げっていやですよね〜。
でもですね。これが固定資産税などの税金があがったり、土地価格が高騰したり、
近隣の同種の建物の家賃と比べて不相当に低くなった場合や、一定期間家賃値上げ
しないという特約がない場合は、家賃値上げ請求を大家さんはできるのです。

でもあきらかに
「なんじゃ〜!この額は!!!」という適正ではない値上げ請求があった場合、
大家さんと話し合いになるかと思いますが、その結果、大家さんが「よござんす。
家賃は据え置きましょう。」と言い出す、な〜んてことはめったにないでしょうし、
こちらも引き払いたくないし、家賃もそんなに払えない!ということになると
裁判にもつれこむ可能性が大なわけです。

つまり決着がつくまでかなりの時間がかかるかもしれないということです。

でもこのまま家賃額が決着しないからといって家賃を支払わないのはいけません。
家賃不払いは契約解除されてしまうかもしれないからです。
え?大家さんが受け取ってくれない?
そんなときは自分が適正と思っている金額を供託してください。
供託は「受領拒否」「受領できない」「受領しないことがあきらかである」
「債権者を確知できない」という事由によりできます。

ちなみに条文はこちら。

民法第494条
「供託による免責」
債権者が弁済の受領を拒み又はこれを受領することのできない時は
弁済者は債権者の為に弁済の目的物を供託してその債務を免れることができる。
弁済者の過失なくして債権者を確知出来ないときも同じである。

ただし自分が適正だからといっても極端に少ない金額を払うのは考え物です。
裁判でその額より高い金額でで確定した場合は差額と利子(年1割)を払わなくては
いけないのです。

あ、そうそう、言い忘れてましたが、
供託は債務の履行地にある法務局、地方法務局の本局、支局または法務大臣
が指定するこれらの出張所でできるんです。

将来、こんな困った大家さんとトラブルになったとき、「供託」、ちょっと思い出して
みてくださいねっ



今週のハカマダの目

さてさて、今年は暖冬かと思いきや、すっかり寒くなってまいりました。
事務所にもガス暖房を設置しました。
おかげで快適、快適♪

いや、ちょっと暑い。。

年末年始って皆さんお忙しいですよね。
なんででしょうか?

仕事だけでなく、すべてが忙しいのです。

どんな忙しくてもめげない主婦でしたが、大好きなジョギングもままならず、
寝る時間も少なくなり、遊びも断り、なんだか、「あ〜れ〜」の町娘状態(だからそんなに
若くないってかっ)です。

私の師匠のお一人に「一回行くと約束したことは守れっ!信用を落とすぞ!
仕事も、遊びもだっ!!」という名言を吐いたお方がおられまして、
その言葉はいつも脳裏にあるのですが、す、すみませぬ。。。実は。。。

ついに忘年会断ってしまいました。。。
元々「行けない」といっていた会でしたが、根気よく誘ってくださった方がいて
ちょっと根負け(失礼な言い方、ごめんなさい)して「遅れてならいけるかも」なんて
曖昧な返事をしていた(最悪だ)のですが、ついに溜まりに溜まった仕事&
スケジュールのせいでお断りしてしまったのです。

前日でしたが、ドタキャン近かったですね。。。。

根気よく誘ってくださった方は「いいよ〜いいよ〜こっちこそ無理に誘ってごめんね〜。
また誘うよ〜。」と笑って許して下さいました。
なんと心の広いお方。。。(涙)

がっ!!!

自分でちょっと落ち込んでおりまする。。。どよ〜ん(ちょっと大げさ)

こうなったら体力つけるしかないっ!!!やっぱ走るしかないっ(短絡だ)
それから無理な約束は最初から断る!!!己の限界を知れっ。

と堅く心に誓った主婦でありました。

あ、また時差メルマガしちゃいました。今は2月?すみませ〜ん。とほほ。



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